愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。 ヨハネの手紙一 4章18節

愛の秘密

「愛」ということばは、文学や映画で最も高くうたわれていますが、社会は正しく理解していません。ヨハネは、イエス様の胸元に寄りかかることができる程に、主に愛された弟子です。そのヨハネが神様の愛の秘密を理解し、次のように述べています。「愛さない者は、神を知らない。神は愛である。」(ヨハネの手紙一 4章18節) 愛は神様のエッセンスであり、神様の存在(existence)そのものです。ですから、愛がないところには、神様の存在(presence)はありません。*

 ヨハネに、神は愛であると定義させた驚異的な洞察は、勇敢な行為としての愛を信じるようにとわたしたちを招いています。「わたしは、新しい戒めをあなたがたに与える、互に愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。」(ヨハネによる福音書 13章34節) イエスの福音活動のすべて、説教のすべて、そして、この地上で達成されたことのすべてが、愛という一つのことばで集約できます。家族においても社会においても愛の無さが恐れを招き、混乱や争いや憎悪をもたらします。壊れた関係を修復させ完全にする力をそなえた愛の重要さを心に留め、進んで配偶者や子どもたち、隣人や見知らぬ他人に愛を注ぎましょう。

天のお父様、あなたの神聖な愛によってわたしの考えを満たしてください。あなたの精霊が、わたしの愛を必要としている人々を愛することができるよう支えてくださいますように。アーメン!

 

*Love is the essence and the existence of God. So when there is no love, the presence of God will not be there.

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