あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。 コリントの信徒への手紙一 3章16節

神の生きた神殿

どれほど立派な大聖堂や高い塔、広い講堂も、神様により選ばれた生きる神殿には及びません。今日のみことば中で、パウロは、神様が人間界でお選びになった住み家は、わたしたち自身(=生きる神殿)だと宣言しています。そこで、毎日わたしたちには、絶え間ない改装と修復が求められています。神殿を建設することを切望し夢見た偉大な王で、詩編の作詞者でもあるダビデは、旧約聖書の時代に生きた人です。旧約の時代においては、そのダビデ王でさえ、神殿を築く夢は叶えられませんでした。(「しかし、神はわたしに言われた。『あなたは戦いに明け暮れ、人々の血を流した。それゆえ、あなたがわたしの名のために神殿を築くことは許されない』と。」 歴代誌上28章3節)わたしたちが生きるのは、新約聖書、つまり神の恵みの時代です。わたしたちは皆、キリストの尊い血によって買い取られたのですから、自分が神の神殿となる権利と義務があります。「知ってのとおり、あなたがたが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、金や銀のような朽ち果てるものにはよらず、 きずや汚れのない小羊のようなキリストの尊い血によるのです。」( ペトロの手紙一1章18-19節)わたしたちの神は真実で、生きていらっしゃいます。その神の霊が内に住む神殿として、わたしたちは生きることができるのです。つまり、「あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。」(ペトロの手紙一 2章9節)これを信じ宣言し、神の生きた神殿となりましょう。

 

天のお父様、わたしを聖なる神殿としてお選びくださり、力づけてくださりありがとうございます。あなたの聖霊様が永遠にわたしと共にいてくださいますように。アーメン。

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