人はうわべを見るが、主は心を見る。サムエル記上16:7

内面の美しさ

高額なスーツや豪華な装飾を施したオーバー、宝石、流行ファッションの洋服などは、人の容姿を良く見せます。しかし、人の心の美しさについては、主のみがご存知で、人間同士ではなかなかわかりません。偉大な預言者サムエルでさえ、エッサイの家を訪ねた時に、神様がイスラエルの統治者としてお選びになられた者の選別を誤りました。 『しかし主はサムエルに言われた、「顔かたちや身のたけを見てはならない。わたしはすでにその人を捨てた。わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔か たちを見、主は心を見る」。』(サムエル記上 16:7)。外面の美しさはむなしいものですから、主は、わたしたちの心、内面の美しさを求めていらっしゃいます。ソロモンが箴言の一つで証ししているように、「あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである」(箴言 31:30)のです。主イエスご自身も、ナタナエルの偽りのない生き方と心を高く評価なさいました。「イエスはナタナエルが自分の方に来るのを見て、彼について言われた、『見よ、あの人こそ、ほんとうのイスラエル人である。その心には偽りがない』」。(ヨハネ1:47)。人の内面を美しいものとするのは、国籍や学歴、お金や容姿ではありません。わたしたちの他者への態度がそれを決めます。使徒ヤコブは、わたしたちを戒めて言います、『あなたがたが、豪華な服を着ている人を目にとめて「あなたはどうぞこちらに座っていて下さい」と言い、貧しい人には「あなたはあちらに〔行って〕立ちなさい」とか、「私の足台の下に座っていなさい」と言う』  (ヤコブ 2:3)、このような態度は正しくありません。毎日、自分の人生と、周りの人々を美しくする努力をしましょう。

 

天のお父様、人生という贈り物に感謝いたします。聖霊様が、清く偽りなく生きれるようにお支えくださいますように。主イエスのみ名において、アーメン。

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