「主よ、みこころでしたら、癒してください。」 マタイ 8:2

癒しの望み

病という人間の弱みに対し、医学分野では研究が盛んに行われ、様々な病気を専門とする総合病院が次々に建設されています。すべての病を癒してくださる神について、聖書は次のように述べています。「わたしは主、あなたをいやす者である。」(出エジプト記 15:26)。神は、命令に従わず楽園を失った人間たちが、自分たちの力では病に対抗できないことを十分にご承知です。そこで、人間のすべての罪とすべての病、そして死までも制覇するために、御子をお送りになりました。「イエスはその地方の町や村をくまなく巡回し、ユダヤ人の会堂で教え、神の国についての福音を伝えられました。また、行く先々で、あらゆる病人を治されました。」(マタイ 9:35)。主は、癒しを望み頼みよってきた人を、直ぐその場で癒されました。わたしたちが癒されることをお望みだからです。 「イエスはその男にさわり、「そうしてあげましょう。さあ、よくなりなさい」と言われました。するとたちまち、ツァラアトはあとかたもなくきれいに治ってしまいました。」(マタイ 8:3)。主はまた、使徒たちに、癒しの奇蹟を行う力をお分けになりました。「病人に手をのせれば、かならず癒えるであろう。」(マルコ 16:18)。使徒たちが行ったような癒しの方法は、世界に類をみません。「人々は病人を大通りに運び出し、担架や床に寝かせた。ペトロが通りかかるとき、せめてその影だけでも病人のだれかにかかるようにした。」(使徒言行録 5:15)。癒しを求める人びとが多い今日、主の癒しの道具となり、主の仕事を進んでしましょう。

 

天のお父様、わたしを癒してくださるあなたの力とみこころに感謝いたします。聖霊様が、わたしを癒しの道具としてお使いくださいますように。主イエスのみ名において、アーメン。

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