そのとき、わたしは主の御声を聞いた。「誰を遣わすべきか。誰が我々に代わって行くだろうか。」わたしは言った。「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください。」イザヤ書 6:8

選ばれた器

神様は、ご自分のご計画を実行するために遣わす人をお選びになる時、お選びになった人が任務を実行できるようにお力をくださいます。預言者イザヤをお遣わしになった時もそうでした。「そのとき、わたしは主の御声を聞いた。「誰を遣わすべきか。誰が我々に代わって行くだろうか。」わたしは言った。「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください。」(イザヤ書 6:8)。400年も続いた奴隷制からイスラエルの民が解放を求めた時、神様は一人の人間をお選びになりました。その人物は、自分はその任務には不相応だと考えていましたが、神様はお約束をくださいました。「さあ、わたしは、あなたをパロにつかわして、わたしの民、イスラエルの人々をエジプトから導き出させよう」。モーセは神に言った、「わたしは、いったい何者でしょう。わたしがパロのところへ行って、イスラエルの人々をエジプトから導き出すのでしょうか」。神は言われた、「わたしは必ずあなたと共にいる。これが、わたしのあなたをつかわしたしるしである。あなたが民をエジプトから導き出したとき、あなたがたはこの山で神に仕えるであろう」。(出エジプト 3:10-12)  何世紀も後、御子が地上にいらっしゃった際、お選びになられたのも平凡な漁師でした。シモンも自分は不相応だと思いましたが、神様はお力をくださいました。「シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」(ルカ 5:10) 勇気を持って自分に与えられた使命を遂行しましょう。与えられた使命は、親であること、夫や妻であること、先生や神父など、皆様々ですが、神様は必ずお力をくださいます。

 

天のお父様、わたしをお遣わしくださりありがとうございます。聖霊様が、わたしが自分の使命を知り、忠実に任務を遂行できるようにお支えくださいますように。主イエスの最も聖なるみ名において、アーメン。

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