主よ、わたしの唇を開いてください、この口はあなたの賛美を歌います。詩篇51:15

賛美のいけにえ

ダビデは、いかに一日をスタートすべきかについて詩篇に明確に示しています。「主よ、わたしの唇を開いてください、この口はあなたの賛美を歌います。」(詩篇51:15)まず、何より先に賛美のいけにえを捧げることが、神様が使用人としてお選びになった神の子であるわたしたちに任された特別な責任です。そうすることで、神様がお喜びになるからです。ヘブライ人への手紙の作者もまた、この責任を怠ることのないようにと書いています。「だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。」(ヘブライ人へ13:15)福音書にも、神様の子であるイエス様が、ご自分のお父様をほめたたえたことが記録されています。「そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。』」(ルカ10:21)賛美のいけにえといった、御心に適った行為を行う上で、わたしたちは一瞬も無駄にしてはなりません。

 

天のお父様、わたしたちの賛美のいけにえを受け入れてくださり、ありがとうございます。聖霊様が、あなたへの賛美を宣言するたびに、わたしたちに喜びをお与えくださいますように。主イエスの最も偉大なみ名において、アーメン。