すると、天使は言った。「あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた。」使徒10:4

祈りは神を喜ばせる

コルネリウスは、キリストの信者でもユダヤ人でもありませんでした。しかし、心から祈る人間であった彼の祈りは神を喜ばせ、神は彼のところに天使を送り、祈りに答えると伝えました。使徒言行録は、コルネリウスの祈りの美しいエピソードを記録し、わたしたちに、育ちや宗教、民族などにとらわれることのないよう。そして、祈りの持つ神と人間とを結びつけるという大切さを理解するようにと諭しています。「さて、カイサリアにコルネリウスという人がいた。『イタリア隊』と呼ばれる部隊の百人隊長で、信仰心あつく、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた。ある日の午後三時ごろ、コルネリウスは、神の天使が入って来て『コルネリウス』と呼びかけるのを、幻ではっきりと見た。彼は天使を見つめていたが、怖くなって、『主よ、何でしょうか』と言った。すると、天使は言った。『あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた。」』(使徒10:1-4)神に祈り、神を喜ばせることを切望する者となり、祝福を受けましょう。

 

天のお父様、あなたを喜ばせたコルネリウスの祈りの例をお与えくださりありがとうございます。精霊様が、わたしがあなたを喜ばせることができるようお力をくださいますように。主イエスの最も偉大なみ名において、アーメン。