エリヤはそれを聞くと、顔を外套で覆い、ほら穴の入口に立ちました。すると、「エリヤ、なぜ、ここにいるのか」という声がありました。列王記Ⅰ 19:13

主は私たちを驚かされます

人は神様との美しい出会いを望みます。そして、その出会いのあり方について自分の限られた理解をもとに推測します。しかし、主はいつも新しい出会いを追及され、もっともそれは主の特権ですから、新しいかたちの出会いを喜ばれます。モーセの神様との出会いは、他の人の神様との出会いとは異なっていました。ペテロやパウロ、そして他の預言者たちも、それぞれ神様との出会いはユニークでした。神様はいつも新しいかたちでわたしたちと出会われます。次のテキストが示す通り、預言者エリヤは恐れから、逃亡している最中に、まったく想像もしていなかったかたちで神様と出会いました。荒れ狂う風の中でではなく、地震の中ででもなく、火中においてでもなく、とてもやさしいささやき声で、神様はエリヤに話しかけられ、預言者を驚かされました。「エリヤはそれを聞くと、顔を外套で覆い、ほら穴の入口に立ちました。すると、『エリヤ、なぜ、ここにいるのか』という声がありました」(列王記Ⅰ 19:13)。神様は恐れ苦しんでいたエリヤに同情を示され、彼に問いかけ慰められたのです。わたしたちは、決して神様が自分のことをお忘れになった、お見捨てになったなどとは考えないようにしましょう。決してそんなことはありません。神様はかならずわたしたちのところへ驚くべきやり方でいらっしゃり、わたしたちを力づけ使命を授けてくださいます。

 

天のお父様、わたしのもとへいらして下さり、かならずあなたの使命を授けてくださることに感謝いたします。聖霊様が、あなたの美しい出会いを得るための忍耐と力をわたしにお与えくださいますように。イエス様のもっとも驚くべきお名前において祈ります、アーメン。