「ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」ヨシュア 24:15

選択と献身

人は問題に直面すると、目先のことばかりを考えて将来の不安に駆られ、過去に神様が与えてくださった恵みについて忘れてしまいます。これは、個人と集団、両方の信仰生活に当てはまり、たとえ神様から「信仰を捨てるな」と警告を受けていたとしても起こりうることです。ちょうどイスラエルの民に起きたようにです。彼らをご自分の民としてお選びくださった神様は、いくつかの条件を設けられました。「わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」(出エジプト 20:2-6)イスラエルの指導者であり司令官であったヨシュアは、神様がイスラエルの民に過去に与えてくださった恵みについて、彼らに思い起こさせ、彼らがそれを忘却している現状に異議を唱え、自分とその家族の主への献身を宣言しました。「もし主に仕えたくないというならば、川の向こう側にいたあなたたちの先祖が仕えていた神々でも、あるいは今、あなたたちが住んでいる土地のアモリ人の神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」(ヨシュア 24:15)わたしたちも、自分の信仰を選択し、宣言しましょう。そして、家族とともに主の仕事に専念し、身の安全を主に委ねましょう。

 

天のお父様、わたしたちの信仰宣言と家族の献身を受け入れてくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしたちが選んだ信仰に忠実に生涯を捧げることができるよう、導いてくださいますように。イエス様のもっとも忠実なお名前において、アーメン。