そしていま現に私たちは 〔神の子供たち〕なのである。このゆえに世は私たちのことを知らないのである。なぜなら世は彼のことを知らなかったからである。1ヨハネ 3:1

わたしたちの隠されたアイデンティティ

地球に暮らす人間は、自らの属する国や出身地の地理的境界によって分類され、アイデンティティを付されます。また、各自が受ける他の人びとからの対応も、出身国やその同盟国の政治的・経済的力によって決定されます。パウロは、地球も含めた銀河系の創造主である神様が、わたしたちに相続権をくださった超自然の血統と国籍について述べています。「あなたがたは知りなさい、いったいどれほどの愛を父が私たちに賜って、私たちが神の子供たちと呼ばれるようにしてくれたことか。そしていま現に私たちは 〔神の子供たち〕なのである。このゆえに世は私たちのことを知らないのである。なぜなら世は彼のことを知らなかったからである。」(1ヨハネ 3:1)天国に属する神の子どもたちについて、この世界が無知なのは、神様についての知識がなく、神様が存在するということを知らないためです。このことについては、既にイエス様が地上にいらしたときにおっしゃいました。それは、イエス様が天国に属すること、神様の御子であられることについて無知であった人間たちから受けた迫害のご経験からでした。「あなたがたが世に属していたなら、世はあなたがたを身内として愛したはずである。だが、あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。だから、世はあなたがたを憎むのである。. . .しかし人々は、わたしの名のゆえに、これらのことをみな、あなたがたにするようになる。わたしをお遣わしになった方を知らないからである。」(ヨハネ 15:19, 21)わたしたちは、この世界の人びとから受ける迫害によって落胆することがないようにしましょう。そのようなひどい待遇こそが、彼らが神様を知らないこと、また、わたしたちが属する国が天国であることを明かしするものだからです。そこで、わたしたちには、親切さと同情をもって、世の人びとをより良い方法で教育する責任があるのです。

 

天のお父様、あなたの家族にわたしを養子として受け入れてくださり感謝いたします。聖霊様が、わたしが天国の国籍に相応しく行動し、まったく天国について無知な人たちに同情をもって接することができるようお支え下さいますように。イエス様のもっとも偉大なお名前において、アーメン。