詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。エペソ 5:19

歌うことは一番自然な営みです

歌の才能は、神様が人間に豊かに授けてくださった賜物です。歌詞を書くこと、作曲すること、歌うこと、これらは人間の貴重な天賦の才能です。歌を聞き親しむことは、母親のおなかの中にいる時から始まると、研究者たちは言います。歌うことは、人間生活の本質的な営みで、すべての場面について歌があります。それらは、精神や霊を讃美に向けるためであったり、主の存在を感じるためであったり、感謝の気持ちを捧げ喜びを表現するためであったり、悩み苦しむ人に安らぎを与えるためであったり、癒したり力づけたり、自らの苦しみや痛みを取り除くためであったりと様々です。すべての状況に、それぞれ適した讃美歌があります。ダビデは、いろいろな場面でこころに感じ取ったことを歌にしました。そこで、彼が作曲した詩編は、わたしたが置かれているあらゆる状況に対応する曲を含んでいます。パウロが勧めるように、聖霊様に促され、詩編を歌いましょう。「詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。」(エペソ 5:19)衣服を引き裂かれること、体に傷が残るほど鞭打たれること、重罪人のための牢屋に投げ込まれること、家畜小屋で足を鎖に繋がれること―これらの経験は、いづれも、パウロが歌で主を讃美することを妨げることはありませんでした。「真夜中ごろ、パウロとシラスとは神に祈りながら讃美の歌をうたっていた。囚人たちはそれに聞きいっていた。」(使徒 16:25)わたしたちも、霊によって駆り立てられ、いつも讃美の歌を歌う習慣をつけましょう。

 

天のお父様、歌うことの賜物に感謝いたします。聖霊様が歌うことにわたしを駆り立て、讃美歌を歌うことに精神を没頭することから祝福を得ることができるよう、導いて下さいますように。イエス様のもっとも美しいお名前において、アーメン。