起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。イザヤ60:1

Wake-Up Call

 

モーニングコール(wake-up call)は、あらかじめ指定しておいた時間に、電話がかかってきて起こしてくれるサービスです。以前は裕福な人の特権でしたが、今日では皆が利用できます。Wake-up callのもう一つの意味は、近い将来の危険を気づかせるような出来事や発言(警鐘)です。わたしたちは人間ですから、人生の霊的旅路の途中で、いつ起床すべきか、いつ搭乗すべきかを知らず、疲れてしまうことは自然なことです。そのような状況に置かれている時、わたしたちの作者であり創造主でいらっしゃる神様は、わたしたちがどんなに疲れ果て、気を散らしてていたとしても、ご自分の光をお選びになった者の顔に照らし、その栄光を見るために国々を導き、わたしたちを起こして周ってくださいます。「起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。」(イザヤ60:1)モーセは、神様の栄光を僅かでもみることができないかと、主に懇願しました。主は、ご自分の光はモーセには耐えることができないだろうとおっしゃいましたが、彼に耐えることができる量だけご自分の栄光を見せて下さいました。エリシャは、偉大な預言者エリヤに、彼の外套をくださいと懇願しました。エリヤは条件を設け、外套の一部がエリシャの上に落ちました。エリシャはそれを受け取ると、その外套を使い、水を二つに分けるなどの奇跡を起こしました。わたしたちも、わたしたちを起こしてくださる神様の恵みにお応えできるよう、いつも準備していましょう。それは、わたしたちを抱擁してくださる主の栄光を、畏れと身震い、賛美から、受け取るためです。

 

天のお父様、人の前で身に付けるようにと、わたしにお与え下さる栄光を受け取るために、わたしたちを起こしてくださり感謝いたします。あなたは、わたしの不相応さをお気になさいません。聖霊様が、あなたの御前で、あなたがご自分の選ばれた者のためにご準備くださったさ輝く恵みを、わたしが畏れと身震いと敬愛の念をもって頂くことができるよう、謙虚さを下さいますように。イエス様のもっとも偉大なお名前によって、アーメン。