預言者の職業は二つとない、特別なものです。人びとは彼を奇妙でナイーブな人間だと考えます。その理由は、彼が用いる語彙や話す文が、いつも人びとを混乱させるからです。人びとは、彼がいる領域を理解できなければ、彼が話している時間についても理解できないからです。ただ、彼の予言のことばは、たとえ何百年後であったとしても、必ず実現されます。神様に選ばれ、油注がれた預言者、イザヤは宣言しました。『一人の男の子が私たちのために生まれます。その肩にすべての主権が与えられ、その子は、「すばらしい助言者」「全能の神」「永遠の父」「平和の君」と呼ばれます。』（イザヤ 9:6）それから何百年も後に、時が満ちると、この予言が実現されました。主の使者、大天使ガブリエルによるお告げが、まず最初にありました。『すると、天使が言いました。「こわがらなくてもいいのです、マリヤ。神様があなたにすばらしいことをしてくださるのです。あなたはみごもって、男の子を産みます。その子を『イエス』と名づけなさい。 彼は非常に偉大な人になり、神の子と呼ばれます。神である主は、その子に先祖ダビデの王座をお与えになります。 彼は永遠にイスラエルを治め、その国はいつまでも続くのです。」』（ルカ 1:30-33）世の終わりの末端を生きるわたしたちは、目には見えず、予測もしていなかったことに驚かされるのです。統治者たちも、被統治者たちも同様にです。それは、自分たちが待ち望んでいた、統治者でいらっしゃる御子についての予言の、絶頂と最高潮の幕が開かれることを指します。主の統治は確実に、そして今すぐに到来します。主がいらっしゃる時、失業と不安に苦しむ、ご自分の貧しい僕をかならず考慮してくださり、少なくとも一番小さな仕事をお与えくださることを、信じましょう。

天のお父様、予言をお与えくださり感謝いたします。あなたの予言はかならず実現されます。わたしたちが、これらの予言にあるお約束を信じ、癒され、信仰を妨げている不必要な恐れや不安のすべてから解放されるよう、聖霊様が、十分な信仰をお与えくださいますように。イエス様のもっとも偉大なお名前において、アーメン。